ブラウザで使うには


Java3D をブラウザで使えるようにする方法についての解説です。

ブラウザで使うには / ダウンロード / 手順 / 注意事項 / 戻る / トップページ


ブラウザで使うには

Java3D をブラウザで使うには ブラウザを使う環境に Java Plug-in 1.2 以上と Java3D ランタイム (Windows のみのようです) をインストールする必要があります。
 
さらに、Java3D を使うアプレットのタグを Java Plug-in 用に書きかえ、そのアプレットに署名をしなければいけません。

ダウンロード

次のファイルをダウンロードする必要があります。
 
Java3D 1.2
Java3D のランタイムです。
 
Java(TM) Plug-in 1.3
Java3D を使ったアプレットの実行に必要です。 JDK 1.2 以上にも含まれています。 Java Plug-in 1.1 では Java3D は使えません。
 
Java(TM) Plug-in HTML Converter (300 KB 程度)
アプレットのタグを Java Plug-in 用のタグに 自動変換してくれるツールです。 手動で変更するには大変手間がかかりますので、 このツールを使うことをお勧めします。
 
OpenGL 1.1
3 次元描画に使われるライブラリです。 Windows 95 の OSR2.0 より前のバージョン で Java3D OpenGL 版を使う時にはインストールが必要です。 Windows 95 OSR2.0 以降や Windows 98, NT4.0, 2000 の場合は標準で組み込まれています。 その他の OS では不要です。

手順

Windows で Java3D をブラウザで使うための手順を書きますが、 実際にできるかどうかは未確認です。
 
まず、JDK 1.3 をダウンロード、インストールします (HTML Converter を使うため)。 この時、Java Plug-in 1.3 もインストールします。 Java3D を使ったアプレット開発にも使いますので、 すでにインストール済みですね。 次に、HTML Converter 1.3 をダウンロード、インストールします。
 
Java Plug-in をインストールすると Java Plug-in コントロールパネルがスタートメニューに 加わりますのでこれを起動します。 「詳細」タブを選択し、 「Use Java Plug-in Default」と書かれている欄で JRE を使うように設定、「適用」ボタンを押します。
 
DOS 窓で "keytool -genkey" と入力し、質問に答えていきます。 この時、自分の鍵と jar 署名用のパスワードを設定します。
 
自分が作ったアプレットを JAR 圧縮し、 DOS 窓で "jarsigner (JAR 圧縮したアプレット) (自分の鍵)" と入力して署名します。
 
そのアプレットを使う HTML を用意します。 普通の JAR 圧縮されたアプレットを起動するためのタグで書きます。 その HTML ファイルを HTML Converter を使ってタグの変換を行います。
 
これで Java3D を使うアプレットがブラウザで起動できるはずです。

注意事項

Windows のブラウザで Java3D を実行する際には注意が必要です。
 
ブラウザ上での Java の実行は Java Plug-in を使用しますが、インストール 時点では Java Plug-in は C:\Program Files\JavaSoft\JRE の方を使う 設定になっています。
 
一方、Java3D は C:\jdk1.3 にインストールされるため、 Java3D を使ったアプレットを実行しようとすると クラスが見つからないという例外が発生してしまいます。
 
対処方法として コントロールパネルから Java Plug-in を選んでください。 「詳細」のタグを押して、「Java Plug-in をデフォルトで使用」のところを、 Java3D をインストールした JDK (C:\jdk1.3) に設定しなおしてください。 これで問題は解決できます。

戻る