1.1 の変更点
Java3D 1.1 正式版までの変更点についての解説です。
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β2 → 正式版 の違い
- 正式版なので仕様が完全に固まりました。
バグ修正も大幅にされています。
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変更点
- Canvas3D などのクラスの初期値が変更されました。
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- KeyNavigator クラスが追加されました。
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- getPreferredConfiguration() メソッドが
SimpleUniverse クラスに追加されました。
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- Primitive の幾何学形状の交差判定と Appearance の変更を行う際には
コンストラクタの primflags 値でその旨を
指定する必要があるようになりました。
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バグ修正
- Alpha クラスの繰り返しが必ず無限に起こってしまっていたのが
修正されました。
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- 1 つの Canvas3D オブジェクトを複数の
View オブジェクトに追加すると正しく例外を投げるように修正されました。
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- Windows 95 でウィンドーサイズの変更時に
OpenGL ドライバーが落ちないように修正されました。
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実装完了
- Geometry 間の衝突判定の実装が完了しました。
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- PickBounds の実装が完了しました。
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- Compressed Geometry が実装されました。
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- Scene アンチエイリアシングが実装されました。
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- 音声の Distance Filtering の実装が完了しました。
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- 早めにバージョンアップする事をお勧めします。
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- 詳しくは
Java 3D(TM) 1.1 Features
に書かれています (英語)。
β1 → β2 の違い
- バグ修正が大幅にされています。
他には音響関係の変更もあったようです。
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変更点
- Matrix4d, Tuple3d, Tuple4d クラスのメソッドの引数に
float 型が使われていたものは全て
double 型を使うように変更されました。
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- Point3d, Point4d クラスの
distanceL1(Point4d p1), distanceLinf(Point4d p1)
メソッドの返り値が float から double に変更されました。
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- BackGroundGeometry が動作するようになりました。
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- サンプルプログラムが前もってコンパイルされています。
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バグ修正
- Windows で Canvas3D コンポーネントのサイズ変更が
起きた時にアプリケーションごと落ちてしまうバグが直りました。
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追加点
- Background クラスに新たなコンストラクタ
Background(BranchGroup branch) が追加されました。
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- Fog, Light クラスで動的にスコープ変更ができるようになりました。
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- サンプルプログラムがいくつか追加されました。
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- このようにデバッグが行われ、
より使いやすいメソッド等が追加されているので
早めにバージョンアップする事をお勧めします。
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- ちなみに
私の環境
では起動速度がかなり速くなりました。
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- 詳しくは
Java 3D(TM) API Note To Reviewers や
Java 3D(TM) 1.1 Beta 2 Features
に書かれています (英語です)。
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