まずは i モード対応 Java プロファイルのユーザーインタフェース API
について少し復習しましょう。
i モード対応 Java プロファイルには「高レベル API」「低レベル API」
と呼ばれる 2 種類のユーザー・インタフェース API が用意されています。
高レベル API は、連載第二回・第三回とこれまで扱ってきた方法で、
UI コンポーネントを画面に追加することで、
ユーザーインタフェースを実現する API です。
一方、これから扱う低レベル API は自分で画面上への描画・ユーザー操作を
処理する方法で、手間がかかる一方で自由なユーザーインタフェースを
実現することができます。
8 パズル
低レベル API のサンプルとして8パズルを作ってみます (図 1)。
バラバラに並べられた絵のピースを上下左右にスライドさせて、
絵を完成させるパズルです。